1947-11-27 第1回国会 参議院 鉱工業委員会 第20号
かようにして民主國會の第一歩において未だ曾て見ないような不幸なる前例を作り、且つ御承知の如く幾多の醜態を演じて、誠に神聖なるところの國會を紊し、人爲的な作意によりまして國會の威信を傷なつたのではないか。國會の品位を傷付けたということは誠に遺憾であるというような批判をいたしているのでございます。
かようにして民主國會の第一歩において未だ曾て見ないような不幸なる前例を作り、且つ御承知の如く幾多の醜態を演じて、誠に神聖なるところの國會を紊し、人爲的な作意によりまして國會の威信を傷なつたのではないか。國會の品位を傷付けたということは誠に遺憾であるというような批判をいたしているのでございます。
近き將來に出すということを目の前に控えて、それを考えないでやるというようなカムフラージュ的なやり方は、これをもつてわれわれ民主國會として、まことに國民に相濟まないことである。どうしてもいけないものならば、徹夜してでもやつていいじやありませんか。この問題を十分に審議をする期間を與えないで、ただちに採決にはいるということは、どうしても私どもの考え得られない點であります。
新憲法実施第一回の異議ある民主國會にあたり、われ等國民ひとしく感激にたえず、この歴史的新憲法を永遠に記念せんため、ここに三千名の調印をもつて、全日本宗教團體支援のもとに、平和の金樓建立の言葉を述べる。希わくは院議をもつて本記念事業達成に絶大なる御聲援と御賛同を賜らんことを。こういう趣旨であります。
今ま新憲法が制定され民主國會の開會中において、山陽國道關係住民の切實なる要望を議會に反映させ、同國道の改良促進の請願を提示した次第であります。ついでに政府の説明を求めまして、私見をあとで申し述べたいと思います。
平和の鐘樓建立助成の請願の要旨は、戦争放棄の新憲法が實施せられ、われらは平和日本建設を目ざし、眞理への情熱と新たなる感覺と創造とをもつて、高遠なる理想に邁進せんことを期し、ここに歴史的民主國會開會にあたり、本建立會は新憲法記念事業平和の鐘樓建立の言葉を國會に送つて、平和愛好國民として全世界にこたえんとする。
序でに雛壇を民主國會にふさわしく一段下げるということですが、下げられないなら技術者から直接にその下げられない建築上の構造なり、材料その他を聽きたいのですが、今のこの二つ、即答できんでもよいですができれば……。
今次知事公選により(「本論々々」と呼ぶ者あり)地方自治体の民主的強化を図るとは称しながら、種々雑多の本省の出店を地方に設け、地方民のすべての手續を繁雑にし、逆に知事の権限を抹消せんとしているごとき奇現象を來たしておるのは、民主國會の出現により官僚に対する攻勢の強くなりつつあるを、矛先をかわす意味で反轉したものと解せられるのであります。今年度の供出にも重大なる影響ある問題であります。